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June 03, 2009

勇気を出して言おう

もういまさら恥も外聞もあったもんじゃありません。こんな状態になってもなおちんけなプライドが邪魔をしていたんですが、冷静に考えてみればだって守るものが何だってないでしょう。どこに向けて書いていいのかわからなくてずっと考えていたのですが、だって俺の話を聞いてくれる人なんて誰もいないじゃないですか。何を迷う必要があるんですか。


もしこれを見てる人がいたとしてね、きっと遠巻きに見てるだけなんですよ。もし俺の知っている人で、大学の人が見たとしましょう。うわあ、と思って引くでしょう。見なきゃよかったと思って暗い気持ちでブラウザを閉じるんでしょう。

なんでそんな評価を下げるような、嫌われるようなことをしなければなりませんか。できるなら俺だってそんなことはしたくないのです。でも受け止めてくれる人が誰もいないから、ここに書くくらいしかないのです。書かずにはいられないのです。


いやだってわかります。客観的になってみれば、誰がこんなネガティブで暗いことばっかり言ってる面白味のない人間と関わりたいと思いますか。こんな人間と付き合うメリットが一つでもありますか。きっとそういうことなのでしょう。

自分が変わらなきゃ、友達を作らなきゃ、そう思って研究しました。人間関係の本を読んでいろいろやってみました。ネガティブなことを口にしないように、明るく振る舞ってみたり、落ち込んでも意識的に忘れようとしたり、人のいいところを見つけて誉めるように心がけたり、持ち物をきっかけに話しかけてみたり、友達の好きなものを覚えておいてプレゼントしたり。でも何も変わらなかった。

二十四年間生きてきて友達と呼べる人が一人もいないのです。それが答えです。どうしたらいいかわかりません。

友達が支えてくれるなら変われる、そう思っていた時期がありました。でもそんな友達もいつの間にか失っていました。ゆっくり休んで治して、と言ってくれた人も今では俺のことなど忘れているのではないかと思います。

あっっっ、という間に1ヶ月、2ヶ月、……もう一年半経ちました。恐ろしい。何もしていないのです。この間、ほんとに、何一つだって変わっていない。


一時期はあんなに死にたいと思っていたのに、今は不思議とそういう気持ちはありません。何も意義のあるものを残せず死んでいくのが悔しすぎるからです。一時期は死んだら悲しんでくれる人がいると思っていました。今は誰一人いないでしょう。親だけ。死んだら集まって思出話の一つでもしてくれる人がいたらよかったのですが、死んだことすら知られないかもしれません。そんなのでは死ぬ、意味がありません。かといってそんな後ろ向きな理由で生きていて希望を持てるのでしょうか。

そんなことを思った誕生日でした。

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