Time flies
もしこれが夢だったら、とは今までに何度思ったことか。質の悪い悪夢でいずれ覚めるのだとわかっていたらどれだけ救われるか。しかし今までのところそのような気配は全くなく、時間というものは着実に不可逆的に前へ進んでいて、齢を重ねるごとに状況は悪化するばかりなのである。時間は残酷だ。
この戦意喪失感は、自らの無能さを受け入れられないところに起因しているのだと思うが、一向に解消しそうにない。
夏休みは予想通りニート生活への引導となった。眼前の問題を先送りして現実逃避するばかり。よい機会だから早いうちに精神科病棟に入院すればよかったのかもしれない。
話を聞いてくれる友達もいなくなった。所詮他人は他人であって、どんなに仲良くなろうとも私とは違う人間なのだから依存してはいけないと思うが、気づけば皆離れていってしまうのはオレが付き合うだけの価値もない、面白味もない人間だからだと思って絶望する。オレはコミュニケーション能力に欠けた社会不適合者で、だから友達もできないし人付き合いがないから社会的な経験値を積む場面を通ることなく過ぎていき、ますます自分の価値を落としていくのだ。
両親はずっとオレのことを心配している。だが両親のことは正直嫌いだ。オレが何も話さないからこのblogを見ているようだが。しかし現実には親の庇護のもと経済的にも全面的に依存して生きている事実。自殺企図を心配されて父か母どちらかの監視がある。
えらそうなことを言っているが、本当に迷惑をかけて申し訳ないと思う。何もできない、自立できない自分を見ると吐き気を催す。今まで散々お金を使わせてきて、将来の展望も見えなくて途方に暮れる。
オレには生きる能力が足りない。自分のコントロールもできない。自分の趣味でしたいことをやり遂げる気力さえない。況んや義務的に課せられたタスクにおいてをや。
もう全然連絡を取らないが、大学の同期生のことを考えると恐ろしい。停滞してしまっている自分と、経験を積んで確実に一歩ずつ成長していく彼らを比べてしまうからだ。ただでさえ余分に年取っているのに既に4年で卒業できないレベルに来ていて、秋から授業に戻れないとなるとさらに延びてしまう。同期生と一緒に卒業したいと思ってぎりぎりで踏ん張っていたつもりだが正直しんどくなってきた。
時間だけが過ぎていく。
Recent Comments