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July 20, 2008

駅構内の金券ショップ・回数券のバラ売りについて

駅構内の金券ショップ
住吉駅に初めて降りたって驚いたことが。ポートライナーの乗り場には金券ショップがあった。金券ショップという営業形態は、古物商許可を受けて営業する真っ当な商売とはいえ、駅の敷地内、それも券売機のすぐ横に堂々あるとは。さすがにこの店舗では六甲ライナーの乗車券こそ取り扱っていないようだったが。


乗車券類の転売についての法的解釈を考えてみる。

JR各社の旅客営業規則(運送約款)では、こう定められている。


第167条 定期乗車券以外の乗車券は、次の各号の1に該当する場合は、その全券片を無効として回収する。

(7) 旅行開始後の乗車券を他人から譲り受けて使用したとき。

http://www.jreast.co.jp/ryokaku/02_hen/04_syo/02_setsu/13.html


というわけで、旅行開始後であれば違反だが、旅行開始前(使用前)の譲渡・転売は適法。


一方、ダフ屋行為を取り締まる、各都道府県のいわゆる迷惑防止条例では、こう定めている。

(入場券等の不当な売買行為(だふや行為)の禁止) 第5条 何人も、入場券、観覧券その他の公共の娯楽施設を利用することができる権利を証する物又は乗車券、急行券、指定券、寝台券、乗船券その他の公共の乗物を利用することができる権利を証する物で発売数が制限されているもの(以下「入場券等」という。)を不特定の者に転売するため、又は不特定の者に転売しようとする者に交付するため、公共の場所(入場券等を公衆に発売する場所を含む。次項において同じ。)又は公共の乗物において、入場券等を、買い、又は人に立ちふさがり、付きまとい、若しくは呼び掛け、ビラその他の文書若しくは図画を配り、若しくは掲示し、若しくは公衆の列に加わつて買おうとしてはならない。 2 何人も、公共の場所又は公共の乗物において、転売するために得た入場券等を不特定の者に、売り、又は人に立ちふさがり、付きまとい、若しくは呼び掛け、ビラその他の文書若しくは図画を配り、若しくは掲示し、若しくは入場券等を展示し、若しくは提示して売ろうとしてはならない。

兵庫県:公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例

言い回しは各都道府県で微妙に違うが、要約すると、
・転売を目的として入場券等を買おうとする
・公共の場で転売目的の入場券等を売ろうとする
ことが禁止されている。


ということで、金券ショップでの販売は公共の場でない(私有地である)ということをもってぎりぎり犯罪の構成要件該当性を免れているように思う。(用語の使い方あってるかな?)同じことを改札の前という公共の場でやったらダフ屋行為に該当するのだと思われる。ただよっぽどの迷惑な方法でない限り、取締りの必要性があるとは思えないので誰も捕まえないが。

一方、買取(仕入れ)の方に関しては、金券ショップの人自らが駅に回数券を買いに行くと前項に該当してしまいそう。金券ショップに回数券を持ち込む人と、金券ショップの存在と、金券ショップで買う人の3つが存在してはじめて成立するシステムのようだ。少なくとも法的には。むしろ回数券の転売については、金券ショップの買取(仕入れ)の方に、クレジットカード枠の現金化とか、企業の裏金作りを目的とした換金とかに問題がありそうだがそれはまた別の話。


こんな話を展開したのは、オレとしては金券ショップを否定するつもりなど毛頭なく、ちょっと考えてみたかっただけなのです。オレも金券ショップは使うし。


調べてみると面白いことに、昭和30年代の大阪では、駅の改札の前で11枚つづりの回数券を一枚ずつ正規の運賃(割引なし)で販売して一組で一枚分の利ざやを稼ぐ人たちがいたらしい。売る方は小銭稼ぎ、買う方は券売所に並ばなくていいというメリットがあってWIN-WINの関係だったようだ。さらに鉄道会社にとっても券売の駅員を多く雇わなくていいということでWIN-WIN-WINで成り立っていたようだ。

こうした人たちは、1970年の大阪万博の開催による風紀の見直し、駅への自動券売機の導入を契機に消えたんだとか。

さらにさらに調べている途中で、こんな面白い話を見つけてしまった。千葉に北総鉄道という運賃のめちゃくちゃ高い鉄道があるのだが、それがあまりに高くて沿線の住民は困ったというので、こういう方法を思いついたそう。駅周辺の商店主らが買ってきた回数券を本業の傍ら自分の店で利ざやなしの価格(原価)でバラ売りするというボランティア的運動。一人ずつ買うと高くつくから地域住民による共同購入みたいな方法を思いついたわけだ。しかもこの運動のおかげで北総鉄道の輸送人員が上昇したという。

北総線回数券バラ売りサービスについてのページ

いやー面白いなぁ。

さて、話はようやく戻って。
この日は六甲ライナーに初乗車全線完乗。ライナーから見る限り、六甲アイランドは、ポーアイが若干人気がなくて寂しいのに比べ、綺麗で大型のマンションが密集していて商業的にも賑わっているのね。終点のマリンパーク駅の前には大型レジャー型のプールがあってたくさんの人で賑わっていた。

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Comments

「ブログ拝見しました。
  たくさんあって悩み所ですが
  また、立ち寄ります。」
クレジットカード 現金化

Posted by: クレジットカード 現金化 | August 19, 2008 at 11:02

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