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January 13, 2005

テルミック!

踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」を見た。初見である。踊るシリーズはすごく好きなドラマなのだが今作は全体的に大味な印象が拭えない。本庁の強硬な姿勢と所轄の確執という一貫して描き続けてきた主題は今回も根底として確かにあったと思う。ただ、それを描く手法として「レインボーブリッジ封鎖」に代表されるキーワードがいかにも映画らしいというべきか、スケールの大きさで視聴者を圧倒しようとしていた感が見える。斜めな視点から見ながら「うわ、これいかにも映画やん」と感じてしまったオレからすれば逆にちんけで、小手先のごまかしと思えて仕方がなかった。

だが気になったのはそこではない。パーティー会場でマル対(警護対象者)の周囲で不審な動きを見せたジャンパーの男二人組みがいた。この者たちの不審な動きとかそういうことじゃなくてジャンパーを見たときから目が釘付けになってしまった。そこにあったのは「テルミック」という文字。比較的派手な演出のコンサートの現場で目にする文字である。その産業で確固たる地位を持つ商品名がそのまま一般名詞として使われることがあるが、テルミックは照明や音響といった言葉と同列に出てくる、職名=社名で通っている会社である。説明が難しいが大掛かりに可動する舞台装置の会社とでも言ったらいいか。検索したら踊るの名前が出てきた。あのジャンパーはこれだ。

テルミックの名前は一般には馴染みが無いだろうから見ても気に止める人は少ないかもしれないが、知ってる人からすればあの不自然さはないだろう。犯人として出てきた男の背中に揃って実在の社名が大写しになっているのだから。実に効果的な宣伝の手法ではないか。何かの伏線かと勘ぐってしまったが、たまたま犯人が身に着けていただけのようだ(ってそれもありえない話だが)。見終わっても全く解明されない謎なのだが、撮影に協力した見返りに宣伝してもらったのだろうか?

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Comments

踊るヲタです、どうも(笑)。大味というより情報詰め込み過ぎだよなーって感じです。ナイナイ岡村がオープニング直後、ミニパトのそばに近寄ってるとことか。署内ではスタッフいっぱい映ってたり「刑事課」の看板が日本語だけから英語と韓国語が付いたものに変わってたり。「お台場の月」は織田さん主演のホワイトアウトの犯人グループ「赤い月」から来てたり。ちなみに冒頭のエキストラは視聴者だったりします。湾岸ラーメンは実際にローソンであの頃期間限定発売してたり。
「踊る」はドラマシリーズの頃からスタッフとか率先して映ってますし、テルミックな人もきっとテルミックの方でしょう。パーティーという設定ですが秀光さんも展示ブースみたいなの出してますし(秀光さんはご存知かもしれませんが、システム部材とかを提供してる会社です)。テルミックさんもその部分で照明セッティングとかされて、要員に借り出されてると思います。オープニングの巨大モニタ車なんかもヒビノさんのロゴ隠してないし。

企業さんのはフジテレビ45周年という訳で、ドラマや映画、そのほかでお世話になってるし、という訳で、むしろフジからの呼びかけじゃないかと。

で、サブタイトルの「レインボーブリッジ」なんですけど、「レインボーブリッジ封鎖出来ませーん!」っていうのはスタッフの叫びで、通行止めにして撮影したかったのに撮影許可が全然下りなくて結局滋賀県内の有料道路未開通区間(当時)に有る橋を利用しての撮影・合成。それで封鎖出来ませーん!」なんです。元々このサブタイトルが付いていたわけじゃなくて、そういう経緯が有っての・・まぁ一種のオナニーでしょうか(笑)

ドラマシリーズから欠かさず見てた人は凄く楽しめたけど、そうじゃない人には楽しさがその分少なかったかな?そんな感じでした。

長々と失礼しました。(本文より長くなってそう・・ごめんなさい)

Posted by: | January 13, 2005 at 17:00

↑名前入れてなかった(苦)

Posted by: もり | January 13, 2005 at 17:01

なるほどねぇ。一つの映画としてみると作品内で完結してないことが多すぎて謎だったんですけど、一連のシリーズの中で捉えると繋がってくるってことですね。もともと「踊る」が関係者や視聴者の存在をふんだんに取りいれて作ってる(ある意味での内輪のり)ってことを忘れてました。確かにヒビノのメディアランナーも映ってたし、署内の背景ではすっごいごたごたいろんなものが映りこんでたもんなぁ。そういうのの出典を一つずつ探してく楽しみってのもあるんでしょうな。なんだ、オレも結構好きな部類じゃないか(笑)

それらを考えると、やはり映画としての感動とか後に残る感慨が薄れてしまうのはもうこれは必然的とも言えるかな。一般的な評価は下がっても、熱狂的ファンを持つテレビシリーズの記念的作品という位置付けなら最高でしょう。

「レインボーブリッジ」にはそういうメッセージがあったんですね。そういえば次期作での地下鉄ロケも東京でのロケは難しかったのか、他都市の地下鉄で撮影して映像を加工してるみたいですね。

分かりやすい解説をいただきましてありがとうございました(笑)

あ、一つ腑に落ちないのは協賛企業のライフカード。ローソンも日産車も出てきたけど、ライフカードって劇中に何か出てきましたっけ?リアルな方面でのキャンペーンがあったのは知ってますけど他に何かあったのかと思って。

Posted by: masaking | January 13, 2005 at 20:32

TOSHIBAさんはノートPC、日産さんはマーチ、ローソンさんは店舗撮影とラーメン提携。確かにライフカードさんは劇中では関係無かったですね。ただ、CMでスリーアミーゴス(署長・副署長・啓二課長)が出演したり、踊るのカードが2種類出たりしてどちらにも効果が有ったので、協賛で普通でしょう。
あと、レインボーブリッジの件ですが、名神高速に併走する京滋バイパスの一部です。よーく見ると昼のシーンで山を消しきれてない場所が有ったりします。(一部東京の有明で撮ってますが)

最後の方で室井慎次管理官(警視正)が警視総監賞を受賞して、実は青島俊作と恩田すみれも賞を受けるはずだったシーンも有るんですが、あそこはドラマ1話で青島くんが面接を受けたシーンでもあり、フジテレビ採用試験の面接会場でもあり、映画の制作記者会見会場であったりもします。

確かにOD2はOD1やそれ以前のスペシャルやドラマを見てないとわからないところみたいなのも有ったと思います。けどとりあえず歳末警戒スペシャルだけでも見れば全然見え方が変わってくるかもしれませんね。確かその時点で映画制作が決定してたので、その辺考えて作られてますし。(SAT中隊長とか、赤い服着たヒゲの変なおっさんとか、ホームでスリやってるオッサンとかも確か歳末SPに出てます。)今度の踊るレジェンド第1弾「交渉人 真下正義」の地下鉄シーン全国ロケは、たぶんOD2で東京・千葉の撮影でしか呼びかけが無かったから地方ヲタから苦情が来たんだろうと思います(笑)

そうそう、テルミックさんですが、あの会場のわんさか人が居る中(3000人でまだ足りずCGも後に加えた)で「あやしい」って何だろ?っていう風に監督以下前日まで悩んでいたようで、仕込みに入っていたテルミックさんを見ていて「あれだ!」と思って撮影当日決定したそうです。ちなみにあの会場設営費だけで裕に3000万くらいかかってると思います(笑)何にせよとりあえず、DVD音声チャンネルはコメンタリー全部(実は3種類ではなく4種類)を聞くと大概のことは解かると思いますので(爆)#うわ、また長い

Posted by: もり | January 14, 2005 at 23:55

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