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December 06, 2004

なっち盗作騒動

いまさら事のなり行きに触れるのは遅きに失していてどうしようもないので、一応わかりやすく経緯が載っているところをリンク。

安倍なつみさん、盗作で活動自粛
安倍さん騒動の続き


しばらく前からネットでは騒がれていたらしいがオレ自身はあまり熱心に推移を見ていなかった。FNS歌謡祭では中澤を代表にハロプロ全員で謝罪なる事態も見逃していたというヲタとしてのダメさ加減だがとりあえずそちらは後で見ることが出来た。ただ事務所の公式発表が新聞にばばんと出る前に検証サイトは一通り見ていたので心の準備が出来ていた、というわけではないが、比較された詩を一目見ればわかる酷似具合だったので遅かれ早かれ明るみに出るだろうなとは思っていた。

事務所の発表(以下引用)を見ると、概ね誠意的で全て事実の通り、虚偽や隠蔽の情報もないように思う。起こってしまった事実を捉え現段階で出来ることを一つずつやっているんだろうなということがわかる。

ファンの皆様へ大切なお知らせ 安倍なつみのエッセイ集等に掲載した何偏かの詩及び、ラジオ番組のコーナーで作詞した作品等について、盗作の疑いがある旨のご指摘を受け、社内で調査を進めてまいりました。その結果、安倍なつみ本人に認識が不足していたものの、残念ながら盗作に値すると判断致しました。 このような出来事が起こってしまったことはきわめて遺憾であり、多くの方々にご迷惑をおかけしたことを本人共々深く深くお詫び申し上げます。 ここに、本人からの言葉を掲載させていただきます。

安倍なつみより皆様へ

大勢の方にご迷惑をおかけしてしまい大変申し訳なく思っています。
私は昔から、自分で「素敵だな」と思った詩やフレーズをノートに書き留めておくようにしていました。そして詩を書くときに、そのノートを参考にしながら書いたりしていて、結果、人の詩やフレーズに勝手に手を加えた形で発表してしまいました。本当に軽率な行動だったと深く反省しています。
ご迷惑をおかけした方々にはお詫びのしようがありませんが、今、誠心誠意あらゆることを深く受けとめ、心から対応していくつもりです。
本当に申し訳ありませんでした。

安倍なつみ

http://www.helloproject.com/news/1130_osirase.html


盗作が発覚した後に事務所がとった措置は以下の通り。

(11/20放送のヤンタンをきっかけに盗作疑惑が浮上。ネット上で話題になる。)
(11/27放送(11/26収録)のヤンタンを安倍は体調不良(一部報道)で休養)
(11/29大阪国際会議場メインホールをもって安倍のコンサートツアーが終了)

11月下旬
・安倍本人に確認するなどして調査。

11/30
・ホームページとマスコミ各社に送付発表したコメントで公式に盗作を認め謝罪(盗用元の発表は無い)。
・関係者には既に謝罪。(と報道)
・問題の詩が載った出版物の販売中止を出版社に申し入れ。
 写真集「ナッチ」(00年、ワニブックス刊)、フォトエッセー集「ALBUM1998-2003」(03年、ワニブックス刊)、フォトエッセー集「陽光(ひかり)」(04年、竹書房刊)
・今後の安倍について<芸能活動は続けるも、創作活動は自粛>と発表。

12/1
・安倍の紅白出場辞退をNHKに申し入れ。承諾。(後藤、松浦は二人で出場)
・『ハロー!プロジェクト・オールスターズ』として出演予定だったフジテレビ「2004 FNS歌謡祭」に会場入りするも出演せず。
・安倍と話し合いの結果、本日より来年1月末までの芸能活動を自粛と発表。
・放送では歌の前に中澤を筆頭に安倍を除いた全ハロプロメンバーで謝罪。
・「安倍なつみ ハワイで過ごすクリスマス ファンクラブツアー」は中止。

12/2
・安倍なつみ本人の活動自粛にともない、ハロー!プロジェクトオフィシャルショップで販売されている一部の商品に関して一時販売休止。
・12/5「HELLO! PROJECT SPORTS FESTIVAL 2004」さいたまスーパーアリーナ公演のチケットを希望者に払い戻す措置を決定。
・「Hello! Project 2005 Winter 白組/Hello! Project 2005 Winter 紅組」東京・名古屋・大阪公演、「Hello! Project 2005 Winter オールスターズ大乱舞」横浜アリーナ公演のチケットを希望者に払い戻す措置を決定。
・1月26日発売予定の新曲『鳴り止まない タンバリン』は発売延期。

12/5
・スポフェス開会式でメンバー45人がファンに直接謝罪。
・240枚のチケットの払い戻しに応じる。

この対応が最良なのかどうかは別にして、一応理解はできる範囲だ。

今回の件が起きて思うのは、事務所にとっても安倍本人にとっても寝耳に水、降って湧いたような話だったんだろうなという感想。安倍は「まさかこんなことになるとは」と今となっては悔やんでも悔やみきれないだろう。こんな書き方をすると無責任だと思われるかもしれないが責任が無いと言っているのではない。ただ本当に無意識のうちにこんなことになってしまったんだろうなという単純な感想。日頃から自分で共感できるフレーズを見つけてはノートに書き留めていた。いざ自分の気持ちを書き表そうとしたときに知らず知らずのうちに代入してしまった、と。無意識だったからこそあんな誰が見てもわかるような同じフレーズの反復になってしまった。したたかな盗用の意思があったならこうはならないだろう。もちろんその軽率さこそが今回の問題を招いたのであり、批判されるべきところではある。でもこんな構図は比較的身近に転がっていることだとも思うのだ。

安倍なつみというネームバリューのある人間だったから問題が大きくなってしまった。売り物として流通している商品の中に含まれていたから大事になってしまった。出版物として出ているからにはそれなりのプロである人の手を経てきているはずだ。こうやってセンセーショナルに発覚する前に周りの人間が止めてやるべきだったんじゃないかと言う見方だ。締め切り間際になってぱっとその場にあったものを書き写したわけじゃない。日頃から安倍が好きと感じて気に留めていたものだ。タレントの興味の対象をチェックすることは可能でなかったか。詩を発表するという活動をするに当たってどうしたら問題になるか一言言っておくことはしなかったのか。周りの人間に全てを押し付けて安倍に責任は一切無かった等という気は毛頭無い。だが安倍一人が背負い込むのもまた違うと思うのだ。

「安倍さん盗作」と一般紙にも出て騒ぎ立てられるのはやはりショッキング。これ以上なく事実を的確に捉えた言葉だけども、やっぱり「盗作」という言葉の聞こえは悪い。今回の件で安倍本人は相当なショックを受けているであろう事。周りの人間はどうか彼女が立ち直れるよう支えてやって欲しいと願う。

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