« どうでもいいことだが | Main | 約束どおり焼き増ししてきた! »

July 10, 2004

エスカレーターの立ち位置左右論

エスカレーターに乗ったとき左右どちら側に立つか。言い換えれば急ぐ人のためにどちらを空けておくか、ということで地域性と絡めてよく話題になる。というか、オレがこのところなぜかこの話題に頻繁に出会うので取り上げてみた。不思議なことに東京の人は左側、大阪の人は右側に立つというのが暗黙のルールになっている。逆側に立ってみようものならたちまち大名行列の先頭になってしまう。名古屋に住んでるオレはどっちがどっちだったかたまにわからなくなるがその土地に行った場合は自然と周りに合わせているので問題は無い。では中間の地区、名古屋ではどちらに立つのかという問いもこのテーマには八割方付いて回る。ここでは実際に調査してみちゃったり、今日の昼間聞いていたラジオ(きまクラ)でもたまたまこれについてのお便りが読まれていた。でもって名古屋に関してはどちらに立つか、決まったルールは無いように思う。基本的にその場に応じて周りに合わせてるのだ。というか全国的にはこの「その場に応じてスタイル」が普通で、確立したルールがある首都圏と大阪圏がむしろ特殊なんじゃないかとも思う。よって境界線など端から存在しないのではないか。デイリーポータルの特集も調査としては明らかに両端の駅を除いてサンプル数が不十分だ。まぁ新幹線の全駅で降りて調べるという企画の発想はオレのすごく好きな類で読み物としておもしろいのでありなのだが。(ちなみに話はそれるがこの4番目の<出待ちをする若手漫才コンビの様だが車内販売員>の写真なんか笑える。ちなみにデイリーポータルのエスカレーター特集にはこんなのももある。)

東京は左、大阪は右になった由来は、というとこれも諸説あってはっきりしないというのがとりあえずの結論のようだが、

一説によるとその原因は武家社会の頃までさかのぼるという。武士が右側を歩くと刀の鞘が当ってけんかになってしまうので日本では長い間左側通行だったが、昭和24年に道路交通法が改正され、人は右側、車は左側に変更された。
つまり、古い慣習を今に残しているのが関西で、関東は新しい習慣に従っている、という事になる。(参考資料「関東と関西こんなに違う辞典」日本博学倶楽部著、PHP文庫刊)
@nifty:デイリーポータルZ:エスカレーター、右側に立つのか左側に立つのか

この説は説得力に欠けるのでオレは信用していない。オレが以前聞いた興味深い説は、「どちらも基準は右なのだが東京は急ぐ人が優先だから急ぐ人のために右を空けておき、大阪ではエスカレーターは止まって乗るものだから立つ人が右に乗るようになった。」というのがある。

ところで、歩く人と立ち止まる人が整然と住み分けられたエスカレーターには一つ問題点があるという。何らかの事情で体に障害を抱えるなどして右側のベルトしか持てない人(あるいはその逆)にとっては利用をためらう要因になりかねないという点だ。そう考えるとそもそもエスカレーターとは歩いて乗るべきものなのかと思ってしまう。エスカレーターの誕生により勾配を楽に移動できるという目的を果たしたのに、さらに速く移動したいという人間の果てのない欲望が見て取れる。そんなにせかせか急いでどこへ行く。どうしても急ぎたい人は脇の階段を元気よく駆け上がりなさい、というとそこまでする人は一気に減るんだろうなぁ。まぁ朝の通勤で急ぐ気持ちはよくわかるんだが。

一人分だけ空けられたスペースに隊列を組んだ無言の集団が突き進む様は一種機械的で奇異に映るというのが本音でもある。ここは一つ、大雑把でいい加減な(でも人間味のある)名古屋式のその場に応じてスタイルを提唱しておくとしよう。

と、まとめてしまったが実際のところ、名古屋は明らかに「左立ち右空け」だ。結論ありきで適当に答えを出してしまったことをお詫びする。以下のwebページによると右空けと左空けの境界は京都と大阪の間にあるそうだ。
エスカレータ東京と大阪の違い

|

« どうでもいいことだが | Main | 約束どおり焼き増ししてきた! »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference エスカレーターの立ち位置左右論:

« どうでもいいことだが | Main | 約束どおり焼き増ししてきた! »